教育

学校の区分

幼稚園(Prep)、保育園(Kindy)も小学校に付属する形で存在しています。通っている子も多いようです。
小学校(Primary)は、2013年現在の情報で80%以上が通っています。日本と同じ6歳から12歳が通っており、現地ではGrade1からGrade6と呼ばれています。
幼稚園では小学校入学テストがあり、入学レベルの学力があるとみなされた生徒のみ入学が認められます。各学校により基準は異なりますが大まかな内容は同じです。このテストは小学校1年生~5年生まで続きます。基準を満たさないと次の学年へは進めず、再度同じ学年で勉強します。飛び級制度もあるらしく、先生が高いレベル勉強したほうが良いと判断した生徒の場合は上の学年にあがります。そのため、中学校では年齢のばらつきがあり、最上級生は22歳で下級生は12歳といった状況もあります。
中学校・高校(Secondary)にも小学校に続いてかなりの子が通います。通常、小学校卒業後の6年間を過ごし、Form1からForm6(7)と呼ばれています。Grade6,Form3,Form5,Form6では上位のFormに進むための試験があり、特にForm5,6の試験はかなりの難易度の試験です(ただし落ちても同学年にステイすることが可能です)
Form6は存在する学校も限られており、ここまで到達するとで大学や国際大学への道が開かれます。
Form7まで進むと国際大学に直接いける道も開けます。Form7は位置づけ的には大学1年に相当し、政府はForm7をなくす方向で動いています。
大学:ソロモン国内にひとつあります(SINU/シヌ)。ただし本当に勉強したい学生や優秀な学生は国外の大学を目指すことが多いようですです。大学に行くにはFORM6の時に学校から推薦をもらった上で試験を受け、その審査により入学が決まります。

科目

英語、数学、理科、社会とメインの科目は日本とほぼ一緒です。
ただしサブの科目のでは、バイブル、農業(!)といった変わった科目と家庭科/技術があります。
ちなみに体育科目は正式科目ではありません(JICAボランティアでは体育隊員を数多く派遣しているのですが...)

学校の種類

コミュニティスクール/プロヴィンシャルスクール(地域の学校)、ナショナルスクール(優秀な子が集まる学校)の大まかな種類があります。成績の良い子はナショナルスクールに転向するなども試験の結果によっては可能です。他にUSP(オーストラリアが運営)という通信学校もありますが学費が高いようです。

学費

日本のように義務教育がほぼ無償で提供されているということはなく、学費と付随する費用はソロモン家庭の一般的な収入ではかなりの出費となります。そういった中でも小学校への進学率は80%を越えていることから、ソロモン人は教育に関して無関心ということはなさそうです。

JICAボランティア体育教育隊員の感想

体育館が無い、炎天下や豪雨に見舞われることが多い、正式科目では無く共通的なカリキュラムが存在しない、といった環境から、想像力を活かした授業を行えます。子どもたちとともにスポーツを楽しみましょう!

JICAボランティア理数科教育隊員の感想

year1~year7(小1~中3)までは教科書があります。以降はシラバスは存在するのですが、教科書はありません。年に一度、10月末~11月末にNational exam (入試のようなもの)が行われます。生徒の学力、National examのへの出題内容、限られた教材や教具など、試行錯誤、創意工夫をしながら日々の授業に取り組んでいます。