住環境

写真はまだ

不動産

場所も含めセキュリティ的に問題のない、日本人も含む外国人向けの物件は少ないです。家賃も日本の都心の相場よりも高いくらいです。
家探しについては、日本のように不動産屋は無いので、職場のコネや口コミなどで探すことになるでしょう。大家さんとの交渉次第で、家電やキッチン用品等も準備してくれるかもしれません。
もちろん日本のように単身向けの狭い物件はほとんど無いので、広い家に住むことになる方が多いです。
家の作りや設備などは、それこそピンキリです(豪邸クラスからソロモン人とのシェア物件まで)ので、ここでは記載しないこととします。お楽しみに。

ゴミの収集

ここソロモン/ホニアラでも、他途上国同様にゴミ問題が深刻です。
改善は徐々にされているとは言われていますが、それでも街中や川に空き缶・ペットボトル・その他のゴミが捨てられています。
首都ホニアラでは、JICAと日本のNPOの支援によりゴミ問題の解決に向けての取り組みがなされました→リンク1リンク2。ホニアラの街のいたるところにゴミの集積所がありますので、そこに捨てるのがルールになっています。日本人たるもの、きちんと分別をしましょう。

騒音の問題

かなりの隊員が悩まされるのが、騒音の問題です。深夜になると(ひどい環境になると連日連夜)大音量で音楽を流し、ひと晩中騒いでいる若者に悩まされます。住宅街はもとより、車の往来のある道路からも同様に大音量の音楽と嬌声に悩まされます。
あまりにひどい場合は警察に通報した方が良いとソロモン人からもアドバイスをもらいますが、ご近所でもありなかなか難しい問題です。

ハウスゲレ

ソロモンではハウスキーパーさん/メイドさんのことをハウスゲレと呼びます。だいたい1回につき、50ドル(750円)~100ドル(1500円)くらいで、半日以上かけで掃除・洗濯・ベッドメイキング・皿洗いなどをやってくれます。こちらの女性は、手作業の家事に手を抜かない方が多く、個人差はありますが、ほとんどの方が満足以上の働きぶりを発揮してくれます。
JICAのボランティアの中でも「特に家事の苦手な方」は、シニアボランティアなら毎週、JOCVでも不定期にお願いする方が多いです。大家さんでも職場の同僚でからでも、ハウスゲレは紹介してもらえますので、必要に応じてどうぞ。
 

動物・虫(害虫)

動物と虫

ソロモンはご存知のとおり昔から、また今でもマラリア汚染地域です。くわえてここ数年はデング熱(こちらではデンギと呼びます)もマラリア以上に猛威をふるっています。そのあたりの情報も含めて記載します。

1年中いますが、特に雨季に多く発生します。発生数は、住む場所をはじめとして生活圏にもよるのですが、生活するすべての人に何かしらの蚊対策は必須です。またとくに地方において過酷な生活圏で活動される方は、スプレーや蚊取り線香や肌の露出を避けるなどの通常の蚊対策以上に、抗マラリア薬を服用する、蚊帳を利用するなど追加の対策を講じる必要があります。
マラリアを媒介するハマダラ蚊は高く飛ばない、夕方から朝にかけてしか活動しない、など対策を打つ手段はあります。が、デンギを媒介するヤブ蚊は高く飛ぶ上に1日中活動します。マラリアやデンギなど病気については別ページで。
ソロモンでも蚊取り線香、肌に塗るスプレー式の蚊よけなどは一般商店や薬局で入手可能です。

ハエ

パーティやオープンエアの食堂など、室外で食事する機会も結構あります。そんなときに困らされるのがハエです。しばらくすると、ハエをはらいながら食事する動作が自然になっている自分に気がつきます。
それ以上に危険なのが、傷口などにたかるハエです。ばい菌を運び危険な感染症の原因となることがあります。(皮膚感染症のボイラについてはこちらで)。傷口は清潔にたもち、露出しないことが重要です。

かなりの数の生活者が悩まされるのが蟻です。大きさもさまざまな蟻が、食物のあるところめがけて常にあっという間に行列を作ります。食べ物を密封せずに外に出しておこうものなら間違いなくたかります。
また、なぜかタオルにたかっているのを知らずに体を拭いてしまった時など、蟻の持つ酸により体中に湿疹ができたりします
こちらで売っている殺虫剤のモルテンの効き目がすごく一網打尽できるのですが、あまりの効き目に人体に悪い気もします。なお、日本のアリの巣コロリも良く効きます。

ネズミ

どこの家でもみかけます。夜になると我が物顔で屋根裏から部屋へ入り、ひどい時は食料の入った衣装ケースも数日かけて食い破ります。ただ、ネコの出入りする家にはぱったりと居なくなるので、もしネズミに困らされる場合は何とかしてネコを餌付けしましょう。

ゴキブリ

日本に比べて動きが遅いですが、住むところによっては悩ましいほどに発生します。これもモルテン(殺虫剤)が良く効きますが、日本のホウ酸ダンゴも良く効きます。ネコを飼うのも効果的です

ヤモリ

家屋の窓際や壁際でみかけます。小さな虫を食料としていて、人間に害がなさそうなのでそのままにしておきましょう。

特に都市部では、南の島っぽい昼間は動きの遅い痩せた犬が多くいます。
ソロモンは狂犬病の恐れの無い地域と言われています。そういった意味での危険性は少ないのですが、こちらでは飼い犬も野良も放し飼いなので、油断していると稀に噛まれる危険もあります。そういう素振りを見せる犬は威嚇しておきしましょう。
ただ人懐っこい犬も多く、ペットや番犬として飼う人も多いです。

ネコ

住宅街で見かけます。仲良くしておくと、ネズミを追い出し、ゴキブリを退治してくれるので助かります。
 

学校・教育

教育

学校の区分

幼稚園(Prep)、保育園(Kindy)も小学校に付属する形で存在しています。通っている子も多いようです。
小学校(Primary)は、2013年現在の情報で80%以上が通っています。日本と同じ6歳から12歳が通っており、現地ではGrade1からGrade6と呼ばれています。
幼稚園では小学校入学テストがあり、入学レベルの学力があるとみなされた生徒のみ入学が認められます。各学校により基準は異なりますが大まかな内容は同じです。このテストは小学校1年生~5年生まで続きます。基準を満たさないと次の学年へは進めず、再度同じ学年で勉強します。飛び級制度もあるらしく、先生が高いレベル勉強したほうが良いと判断した生徒の場合は上の学年にあがります。そのため、中学校では年齢のばらつきがあり、最上級生は22歳で下級生は12歳といった状況もあります。
中学校・高校(Secondary)にも小学校に続いてかなりの子が通います。通常、小学校卒業後の6年間を過ごし、Form1からForm6(7)と呼ばれています。Grade6,Form3,Form5,Form6では上位のFormに進むための試験があり、特にForm5,6の試験はかなりの難易度の試験です(ただし落ちても同学年にステイすることが可能です)
Form6は存在する学校も限られており、ここまで到達するとで大学や国際大学への道が開かれます。
Form7まで進むと国際大学に直接いける道も開けます。Form7は位置づけ的には大学1年に相当し、政府はForm7をなくす方向で動いています。
大学:ソロモン国内にひとつあります(SINU/シヌ)。ただし本当に勉強したい学生や優秀な学生は国外の大学を目指すことが多いようですです。大学に行くにはFORM6の時に学校から推薦をもらった上で試験を受け、その審査により入学が決まります。

科目

英語、数学、理科、社会とメインの科目は日本とほぼ一緒です。
ただしサブの科目のでは、バイブル、農業(!)といった変わった科目と家庭科/技術があります。
ちなみに体育科目は正式科目ではありません(JICAボランティアでは体育隊員を数多く派遣しているのですが...)

学校の種類

コミュニティスクール/プロヴィンシャルスクール(地域の学校)、ナショナルスクール(優秀な子が集まる学校)の大まかな種類があります。成績の良い子はナショナルスクールに転向するなども試験の結果によっては可能です。他にUSP(オーストラリアが運営)という通信学校もありますが学費が高いようです。

学費

日本のように義務教育がほぼ無償で提供されているということはなく、学費と付随する費用はソロモン家庭の一般的な収入ではかなりの出費となります。そういった中でも小学校への進学率は80%を越えていることから、ソロモン人は教育に関して無関心ということはなさそうです。

JICAボランティア体育教育隊員の感想

体育館が無い、炎天下や豪雨に見舞われることが多い、正式科目では無く共通的なカリキュラムが存在しない、といった環境から、想像力を活かした授業を行えます。子どもたちとともにスポーツを楽しみましょう!

JICAボランティア理数科教育隊員の感想

year1~year7(小1~中3)までは教科書があります。以降はシラバスは存在するのですが、教科書はありません。年に一度、10月末~11月末にNational exam (入試のようなもの)が行われます。生徒の学力、National examのへの出題内容、限られた教材や教具など、試行錯誤、創意工夫をしながら日々の授業に取り組んでいます。

 

医療、病気、お薬

小さい病院の例

医療事情

ソロモンでは医師が不足しており、満足な医療体制が取れないのが現実です。
首都ホニアラにあるNational Referal Hospital(NRH:国立中央病院、通称:ナンバーナイン)が、国内最高レベルと言われていますが、もちろん先進国レベルの医療体制・検査体制・入院施設などをのぞむことはできません。歯科はありますがほとんどがプライベートな歯科で治療スキルに大きな差異がありそうです。歯科医含む医療機関についてはピンキリ(若干キリが多い)ですので、かかる前に信頼できる情報を入手しておくことが必要です。
地方は州都に公立病院があることが多いです。しかし、地方のさらに州都以外に住む場合は、現実問題としていざ病気になったときに、ソロモンの交通機関では到着までに病状が悪化することも考えられます。
ゆえに、我々が生活していくうえで病気にならない・事故にあわないことが日本での生活以上に重要です。
なお国立病院は医療費は無料です。

薬の入手

ホニアラでは数店舗のPharmacyがあります。日常生活でわれわれが利用する可能性があるのは、解熱鎮痛剤、衛生用品、防蚊対策、マラリア検査キットが主なものだと思います。
解熱鎮痛剤:パナドールが入手できます。パナドールは日本では売ってませんが非常に高い解熱効果があります。日本で市販の感冒薬や解熱剤(ex.バファリン)は、出血傾向を助長するアスピリンが含まれることが多くソロモンのような熱帯地方では内服を避けるよう言われています。他にも薬については現地での信頼できる情報のもと服用する必要があります。
衛生用品:消毒剤、抗生剤軟膏(Tetracyclin)、絆創膏、ガーゼ、歯磨き・歯ブラシなど
防蚊対策:かゆみどめ、スプレー式の蚊除け、蚊取り線香など
マラリア検査キット:小さい針を指に刺して確認するものです。また普段から飲む予防薬もあります

病気

ソロモン生活で気をつけなければいけない病気です。

下痢:本格的な症状の場合でも水分を欠かさずに4~5日経過後に治ることが多いですが、赤痢に感染の場合もあります。日常生活においては普通の方は問題ないと思いますが、特にお腹の弱い方は整腸剤を持ち込んだ方が良いと思います。

ボイラ:皮膚感染症です。毛根から細菌が進入し化膿、炎症したものです。程度の差こそあれ、かなりの人が罹ります。リンパに転移した場合は激しい痛みと発熱を伴います。一般的には自然治癒を待ちますが、腫れが大きい場合、切開して膿を出す必要が出てきます。さらに放っておいた場合、細菌が血液や骨髄に入り込み深刻な症状を引き起こす場合もあります。
「虫刺されを掻きつぶす→そこに菌を持った虫(ハエ)がたかる」という状況から罹ることが多いと言われていますが、ひとことで言えば不潔にしていることが原因だそうです。つまり予防としては、シャワーを欠かさず体を清潔に保つことです。怪我をした場合は傷口を清潔に保ち、患部に発赤や痛みがある場合は抗生剤軟膏とガーゼなどで十分に保護し悪化しないようにつとめることが必要となります

デンギ:日本でデング熱と呼ばれているものです。特に流行する雨季の12月1月は注意が必要です。約一週間40度超の発熱、頭痛、全身の痛みや関節痛、消化障害などいろいろな症状で苦しむことになります。特効薬はなく解熱剤(当地ではパナドール)で熱を抑えつつ、自然治癒を待つしかありません。

マラリア:ホニアラではデンギに比べれば件数は少ないですが邦人も罹っています。デンギに似た症状ですが、デンギに比べ重篤化と生命の危険に至る可能性が高く、医療機関での適切なそして迅速な治療開始が必要です。

→防蚊対策は別ページ

ちなみに病院に勤める隊員からの情報によると、ソロモンの方たちは生活習慣病(糖尿病、高血圧、心疾患)を原因とする病気や、感染症からの疾患が多く見られるとのことです。

対策

ソロモンではやはり、日頃の体調管理(免疫力を保つ)衛生管理(清潔を保つ)虫よけの3点が重要です。

 

銀行・郵便

銀行

銀行

BSPとANZの2つの銀行があります。わたしが口座開設しているのがBSPなので、そちらの情報になりますが、ANZも同様だと思います。
銀行口座を開設すると、同時に「キャッシュカードの発行」と「モバイルバンキングの開設」も行えます。
キャッシュカードは日本と同様にATMが日曜日でも利用できることにはなってます。ただし、日本のATMのようにどこでもいつでも引き出せるわけではなく、紙幣切れやシステムトラブルで引き出せないことが結構な頻度であります。ご利用は計画的に。
モバイルバンキングで主に利用するのは、①残高照会と②携帯への入金(トップアップ)と③電力会社へのプリペイド支払いです。3つともかなり重宝しますので、ぜひモバイルバンキングも申し込んでおいてください。JICA協力隊員は申し込むと思います。
ちなみに預けておいても利息はつかないようです。ときどき数ドルの小銭が引かれているのが長いこと不思議だったのですが、ATM利用時などの手数料は何らかのタイミングでまとめて引かれているようです。
銀行では銀行口座に紐づいたVISAのクレジットカードも作れますが、この国ではクレジットカードを利用できる場所と場面は(航空券の手配や高級ホテルの支払いなどを除いて)あまりありません。

郵便

ソロモンの郵便は日本のように宅配してくれませんので、ボランティアや業務で来ている方は、所属先等の私書箱を使って郵便や荷物のやりとりをすることになると思います。
日本からの荷物は郵便局に保管され、取りに行くのですが、受け取りの際に手数料を要求されます。この手数料の相場があってないようなものですので、明らかに高い場合はその旨を主張すると下がる場合が多いです。あと中身を確認されることがありますので、その点注意ください。
日本からの荷物はEMSで10日前後で着くことが多いです。郵便局が連絡をしてこないことも多く、遅い場合は直接郵便局に確認に行くことをおすすめします。

両替

基本情報→お金、の項目をご覧ください
 

治安

警察署

ソロモンの治安について

職場や買い物に行くなどで昼間に人通りがある道を歩いている限りは、犯罪にあう可能性は低く、日常生活で治安面で不安を抱えることは少ないです。JICAボランティアが派遣されている国の中でも治安は良い方の国だと思います。また、日本人は総じてソロモン人から好感を持たれていることが多く、好意的に接してくれる方が大多数を占めます。ただし夜の外出は危険であり、移動する場合タクシーの利用が必須となります。
他にも以下の点で注意が必要です。

酔っ払い

この国で治安が悪化する一番の原因は酒にあるという要人の発言もあるくらい問題です。
普段は穏やかなソロモン人ですが、酔うと人格が豹変し攻撃的になるといわれています。日没後から早朝にかけての時間帯は、そのような人々に遭遇する可能性が高く、メイン通りから離れた住宅街であっても、酔っ払いであろう嬌声がひと晩中絶えない日が多くあります。日中であっても、そういった酔っ払いがおり、外国人だとわかると強い口調でいいがかりをつけられることもまれにあります。

スリ・置き引き

ホニアラでは特にマーケット周辺で多く発生します。こちらも海外旅行等で言われる対応(カバン等はかならずチャックまでしっかり閉める、財布や貴重品を後ろポケットに入れない、混雑している場ではリュックを前がけに、荷物は肌身はださず目を離さない...etc)が必要です。

強盗・侵入犯

件数はそれほど多くないですが、日本人被害も含めて過去発生しています。

暴動

ホニアラではこれまでも数年に一度暴動が発生しています。無職でフラストレーションを抱えた若者が多く、きっかけさえあれば多くの便乗犯も加わり、大きな暴動に発生する可能性が常にあります。これまでも州対抗サッカーや選挙の結果などがきっかけとなり暴動に発生しています。

性犯罪

地方では夜這いの習慣が残る地域があります。こういった犯罪の危険性は低くない国のようです。

交通事故

ソロモンには道路を横断するための歩道橋や地下通路や信号はほとんど無く、歩行者は車の往来を気にしつつ車道を横断します。車の運転は慎重な人が多いのですが、中には飲酒運転もいるといわれており注意が必要です。
 

ピジン語

ピジン語

ピジン語って?

ソロモンでは共通語としてピジン語が使われています。教育をきちんと受けた人は英語を話せますが、その人たちもソロモン人同士の会話ではピジン語を使用します。英語とピジン語以外にも、ソロモンには70以上の言葉があるとされ、ラングスと呼ばれています。

ピジン語は英語を語源とした言葉で、英語の文法や変化や語彙や発音などなど...を、すべて単純にしてしまったような言語です。一部の看板や注意書きを除いて、ほぼ話し言葉でしか用いられず書き言葉は英語です。

ソロモンの情報が無いこと以上に、ソロモンピジン語の日本語での情報はありません。基本的なところを以下にまとめますので、後は来てから何とかすることになると思います。(ルールに厳密な言葉ではないので机上で文法をがっちり押さえることも無いと思います)
なおJICAボランティアでいらっしゃる方には約2週間のピジン語講座が用意されています。その後の習得度には個人差がはっきりわかれ、(業務上不要だったりで)まったく習得しない人から、ピジン語ぺらぺらだけでなく方言のラングスまで一部マスターする人までいます。

人称代名詞

mi:I,my,me
iu:you,your
hem:he,his,him,she,her,it
のように目的格や所有格での変化をしません。
ただし以下のようにwe,us,they,themにあたる言葉が、自分や相手やその他を含むかや人数で細かく変化します。この部分は滞在が長い人もなかなか口をついてでてこない部分です。
mitufala:あなたともう一人(私を含まない)、二人。we/usにあたる
iumitufala:あなたと私、二人。we/usにあたる
iutufala:あなたともう一人、二人。we/usにあたる
tufala:(あなたも私も含まない)彼ら、二人。they/themにあたる
mifala:私を含む(あなたを含まない)彼ら、三人以上。we/usにあたる
iumi:私とあなたを含むひとたち、三人以上。we/usにあたる
iufala:あなたと(私を含まない)ひとたち、三人以上。we/usにあたる
olketa:彼ら/みんな、三人以上。they/themにあたる
...などです。

動詞

英語の語尾に~mをつけたものが多いです。[英語/ピジン語]の形式で、以下に例を示します。
[ bite / baetem ]、[ cut / catem ]、[ buy / baem ]、[ drink / dringim ]、[ have,posses / garem ]、[ call / kalem ]、[ cook / kukim ]、[ help / helpim ]、[ learn / lanem ]、[ look,see,meet / lukim ]、[ make / makim ]、[ meet / metim ]、[ open / openem ]、[ put / putim ]、[ read / ridim ]、[ sell / selem ]、[ send / sendim ]、[ tell,say / talem ]、[ take / tekem ]、[ teach / tisim ]、[ wait / waitim ]

否定・疑問

否定:noとかnatingを動詞の前に置くのが基本です。あと問いに対するの否定回答はnomoaを使うのが基本です。
疑問:最後にiaをつけて語尾をあげるのが基本のようです。語尾をあげるだけでも疑問になります。疑問詞は英語と対になるものがひととおりあります(wanem:what、wea:where、hu:whoとか)

前置詞

所有をあらわすときはblo/blongで、英語でforにあたるものはfoだったりもしますが、それ以外はすべてlo/longです。

過去・未来・完了形

過去:binを主語と動詞の間に入れます。
未来:baeを主語と動詞の間に入れます。
mi go lo taon(現在)、mi bin go lo taon(過去)、mi bae go lo taon(未来)な感じです。※taonは街
完了形は語尾にfinisをつけるとそれっぽくなります。

命令・依頼

命令は英語と同様に動詞が前に出ます。[ Openem doa!:ドアを開けなさい ] などです。
依頼(英語でのCould you~?/ Couldn't you ~?、などにあたる表現)はsaveを使います。たとえば [ Iu save openem doa?  /  Iu no save openem doa?:ドアを開けてくれませんか? ] のように使います。依頼の表現は使用頻度が高いです。

スッ(摩擦音)

人の注目を引くときにソロモン人は下を上の歯につけて(多分)「スッ」という音を出します。かなり強めです。
これは「バスで次の停留所に止まることを知らせるとき」「食堂で注文をお願いするとき」「それほど遠くない場所にいる人を呼ぶとき」など、普段われわれが生活するときでも使うことになります。(でも日本人の感覚だと失礼な感じがしてしまうのですよね。使うこと、使われること両方において慣れが必要です)

発音

ローマ字的な発音です。遅いと日本人にとっては発音しやすく聞きやすいのですが、早いと何を言ってるのかさっぱりわかりません。

よく使うフレーズ

  • no wariwari / ノーワリワリ:don't worryです。ソロモン人は細かいことどころか何も気にしない(※時間や約束も)ので本当によく使います。
  • lukim iu / ルッキムユー:see you againです。
  • tangio(tagio) tumas / タンジオ(タジオ) トゥーマス:Thank you very muchです。tangio(tagio)と同様の意味でtenkyu / テンキューも多く使われています。
  • wokabot / ウォカバウト:語源はwalk aboutなんだと思います。ある種目的もなく、ぶらぶらすることです。何してんの?どこ行くの?とかの返事によく使います。無目的なところがソロモン的なんだと思います。
  • hem / ヘム:英語でのitとかに加えて、he/him/she/herもこれです。何かを指し示す時の「それ!」とかで使います。
  • Hem nao ia! / ヘムナイア!:That's it!(そうだ!)とかGreat!(すごいな)とかです。しょっちゅう使います。
  • hao mas / ハオマス:how muchです。つまり「いくら?」とかです。
  • セッ、セットワン:綴りは良くわかりません。「了解」とか「任せろ」的な意味合いです。
  • moni /モニ、afutanun/アフタヌン、ivining/イブニ:good morning、good afternoon、good eveningです。日本人とわかるとみな笑顔で挨拶してきますので、元気にまたこちらからも挨拶しましょう。
  • kolsap / コルサップ:closeとかnearの意味、「近い」です。ソロモン人に距離や時間を聞いてkolsap!と返ってきても、そうとは限りません。「遠い」はfarawe / ファラエです。
  • staka / スタカ:manyとかmuchの意味、「たくさん」です。語気強めに「スタカッ!」と発音するとソロモンっぽいです。
  • barava / バラバ:reallyとかexactlyの意味、「本当に」とか「真の」です。
  • gele / ゲレ:girlです。家の掃除などをお願いする家政婦さんやメイドさんは「haus gele / ハウスゲレ」と呼びます

単語(ソロモンっぽいもの)

    • kaikai / カイカイ:eat(動詞)でもありfood(名詞)でもあります。
    • pikinini / ピキニーニ:child / children、つまり子どもです
    • kokolako:にわとり。鳴き声っぽいです。
    • taiyo:ツナ缶。語源は日本の「大洋漁業(現マルハニチロ)」です。
    • waswas:wash(洗う)もbathe(入浴)もshower(シャワーを浴びる)もswim(泳ぐ)も"waswas"です。こんな単語からソロモン人の暮らしが推察できます。

    有益なリンク

    • テキスト
      RAMSIの方向けに書かれたと思われるピジン語を中心としたテキストです
      (遅かれ早かれリンク切れになりそうなので、早めのダウンロードを推奨します)
      http://www.ramsi.org/wp-content/uploads/2014/07/RAMSI-Tok-Pijin-Guide.pdf
      同じ表現なのに違う訳となってたりとか???な部分は多少ありますが、それがピジン語なのでしょう。
       
    • 音声データ
      ニュージーランドの放送局が月に1~2回くらいピジン語でニュースを配信してくれています。
      http://www.radionz.co.nz/international/programmes/pacificlangaugesnews
      このページの「News in Solomon Islands Pidgin」と書かれた部分が音声データのリンクになります。ただここでの音声はキレイなピジン語なので、ここを克服しても現地の人たちの早いピジン語は聞き取れません。